最大積載量 30kg／飛行距離 16km／最大速度 20m/s DJI初の物流用ドローン「DJI FLYCART 30」販売開始

日本初のDJI（ディージェーアイ）正規販売代理店である株式会社セキド（本社：東京都港区、代表取締役：大下貴之）では、2024年1月10日に発表された物流ドローン「DJI FLYCART 30（フライカート 30）」の取り扱いを開始したことを発表しました。十分な輸送能力と貨物や用途に合わせた積載モードに対応、安全性と信頼性、効率性を兼ね備えた様々な専用設計／機能により、これまでにないドローン配送ソリューションを実現します。

物流に新たな未来を – DJI FlyCart 30

強力な伝送信号とインテリジェンスを兼ね備え、重量物の長距離配送が可能なDJI FlyCart 30は、貨物モードとウインチモードに対応し、従来の物流の限界を超え、安全で経済的、効率的なドローン配送ソリューションを実現します。

8枚のカーボンファイバー製プロペラで必要なものを、必要な場所へ
FlyCart 30は、8枚のカーボンファイバー製プロペラを4軸に同軸配置したマルチローター構成を採用し、最大飛行速度20m/sを実現します。デュアルバッテリー使用時は最大積載量30kg、最大航続距離16km、最高飛行速度20m/sを実現、緊急時にシングルバッテリーで運用する場合は最大積載量が40kgに増加し、最大8kmの航続距離に対応します。DJI O3映像伝送システムにより、ドローンと送信機は最大8km（日本国内）の距離で安定した接続が可能です。デュアル操作モードにより、簡単な操作をするだけで、異なる場所にいる2人のパイロット間で制御権限を相互に移譲することが可能です。

どんな天候でも、24時間実力を発揮
過酷な高度や気象条件下でも、24時間の運用に耐えることができます。

安全性と信頼性を兼ね備えた配送
離陸から着陸までの安全性を確保します。
・代替着陸地点設定
　緊急時に安全に着陸できるように、複数の代替着陸地点を設定します。

・離着陸保護
離着陸時の光と音でのアラート、プロペラ回転開始時の6秒遅延、着陸の二次確認など、複数の機能により安全な離着陸を実現しています。RTKモジュールを使用すると、cmレベルの測位を実現し、離着陸の安全性をさらに向上させます。

・パラシュート内蔵
緊急時には、内蔵パラシュートを低高度で開くことで、ドローンを安全に着陸させることができるため、人や資産に対するリスクを低減できます。パラシュートは起動時のセルフチェック、独立電源、音と光による警告、開く前にプロペラの回転を停止する機能を備えています。

選べるペイロード構成
貨物モードとウインチモードの2種類のペイロード構成モードが搭載され、目的地の状態に応じて構成を変更することが可能です。

効率性と安定性を併せ持つ‌貨物モード
DJI FlyCart 30 にはEPPケースが標準搭載されており、積み下ろし作業を簡単に行うことができます。重量と重心の検出により、確実に積載貨物のバランスを保ち、安全かつ安定した飛行が実現します。

柔軟で高精度なウインチモード
ウインチモードでは、ウインチシステムにより吊り下げられた貨物を手動または自動でケーブルを制御して降下できます。貨物は接地時に自動的にリリースされ、手動で取り外す必要がないため、確実に安全で正確な配送が可能です。姿勢をスマートに調整し、貨物の揺れを最小限に抑え、安定性を向上させます。

すぐに使用できるシンプルなドローン配送
フライトアプリ DJI Pilot 2 は、リアルタイムでの飛行ステータス、貨物ステータス、その他のインタラクティブなインターフェイスを表示し、DJI FlyCart 30 による効率的かつ安全なオペレーションを実現します。

データセキュリティ
DJI FlyCart 30 および DJI DeliveryHub は、デバイスの接続やメンテナンスから、クラウドサービスのセキュリティまで、ドローンとデータ管理プロセスの様々な段階で完全性を維持できるように構築されています。DJI DeliveryHub は、ISO/IEC 27001認証済みのAWS（Amazon Web Services）が運営するクラウドサーバーを使用し、データのアップロード、保存、管理を行います。

DJI FlyCart 30 の詳細／見積りは下記問い合わせ先までご連絡ください。
https://sekido-rc.com/?pid=178948386