今回はQYSEAから発売予定の産業用AI水中ドローン『FIFISH E-MASTER NAVI 』とDJIから発売された旅の撮影に最適なデュアルカメラ搭載ドローン『DJI AIR 3S』の2つの新商品を紹介します。
目次
産業用水中ドローンQYSEA『FIFISH E-MASTER NAVI 』
水中測位、定点保持、障害物回避機能を一体化した産業用AI水中ドローンです。
『FIFISH E-MASTER NAVI 』の性能
U-INSによる水中自動ナビゲーション
水中の位置情報をリアルタイムで特定する測位システムを標準搭載、測位システム使ってルート設定自動航行が可能。
Q-DVLによる安定したホバリング
流れのある水中でもドローンの位置をロックしホバリング可能な「Q-DVLホバリングシステム」を搭載。下方、前方に障害物回避機能標準搭載、ターゲットに対して、接近距離を指定して自動回避が可能です。ARレーザースケーラーを標準搭載しており、水中の物体のサイズを高精度かつ簡単に測定が可能です。
QY-BTによる海底マッピング
下方ソナーによる水底高さ調査や高さロックが可能。データを活かして海底マッピングが可能です。高耐久かつ高速なリングウィングモーターによる高い推進力、高い運動性能。
QY-MTによるスマート計測
水中146°の広い視界で広く水中を捉え、最大10,000ルーメンのライトが水中を明るく照らします。また、AIによるアルゴリズムで水中のプランクトンのような細かいノイズを除去し、鮮明な映像を4Kで撮影できます。
オプションやバッテリーを交換しやすいインターフェースとなっており、様々なオプションとの切り替えや長時間の運用が可能です。
『FIFISH E-MASTER NAVI 』は2024年10月中旬発売予定です。
障害物回避とRTH性能が進化した安全な空撮用ドローン『DJI AIR 3S』
1インチCMOS搭載メインカメラと1/1.3インチCMOS搭載中望遠カメラによるデュアルカメラシステムを採用しています。メインカメラには大型のCMOSセンサーと24 mmレンズが搭載され、高い鮮明度と広視野を実現し、広大な風景の撮影に最適です。70 mm中望遠カメラは、ポートレートや車両撮影で優れた性能を発揮します。それぞれ最大14ストップのダイナミックレンジを実現し、風景、ポートレートなどを細部まで鮮明に描写します。被写界深度の圧縮効果により、さまざまな被写体をより大胆に、映画のような印象で際立たせます。
『DJI AIR 3S』のさらに進化した機能
1インチCMOS搭載メインカメラ
1インチCMOSの広角カメラを搭載し、4K/60fps HDRと4K/120fpsの動画撮影、10-bit D-Log Mカラーモードに対応しています。夕暮れやナイトシーンなどの低照度条件下でも細部にわたりディテールを維持し、息をのむような映像を撮影することができます。
10-Bit D-Log M&HLGによる動画撮影
ノーマルカラーモードでもH.265エンコーディングによる10 bit動画撮影が可能です。最大12,800のISO感度で、洗練されたカラーパフォーマンスと柔軟性のある後処理を実現します。D-Log MおよびHLGカラーモードでは、ISOが最大3,200に上昇し、都市の夜景を明るく細部まで捉えることができます。
全方向障害物検知システム
DJIドローン初となる前向きLiDARを搭載し、下向き赤外線飛行時間(ToF)センサーと6個のビジョンセンサー(前面、背面、下部に各2個)により、飛行中や帰還中に建物などの障害物を自動で識別して回避できます。夜間撮影時でも安全に撮影することができます。
高精度の次世代スマートRTH機能
リアルタイムビジョンポジショニングと地図構築技術を搭載し、衛星信号のない場所から離陸した場合でも、安全に帰還することができます。低照度条件でも前面のLiDARによって周辺の形状を把握して障害物を検知し、上方に回避できるため、夜間でも安全に帰還することができます。
ActiveTrack 360°
ActiveTrack 360°により、被写体をフレーム内に最適に維持します。周辺の飛行環境に基づいて飛行経路を自動的に計画し、フレーミングを調整して、被写体を中心に捉え続ける強力なショットを確保します。
『DJI AIR 3S』は10月15日(火)より販売中です。