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首都高技術がSkydioを導入|安全安心な点検業務を実現

DRONEPRESS首都高Skydio

AIによる自律飛行技術におけるグローバルリーダーであるSkydio合同会社(東京都港区、代表:柿島英和)が提供するドローンが、首都高技術株式会社で導入されたことが発表されました。
本導入はNTTコミュニケーションズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:丸岡亨、以下 NTT Com)の運用支援のもとに行われ、今後も適応現場の拡大を進めていくとのことです。

危険も伴う首都高の点検も、ドローンでリスク減

首都高などの道路や橋梁など、点検をするにも危険な場所でのドローンの活躍は徐々に増えていっています。特に往来が多い高速道路などで事故が発生した際には多くの被害が予想されます。そういった大事故を防ぐためにも、クオリティーが高いドローンが点検分野には求められています。

「従来では吊り足場などを設置して点検をしていた接近困難な橋梁の点検を、Skydioを活用することにより安全に行うことが出来るようになりました。機体も小型であり離発着が狭い空間においても適応可能なため、現場環境に左右されず活用しています。取得できる画像についても鮮明であり、様々な損傷を確認できることが可能です。NTT Comと橋梁現場での操作研修を経ることでオペレータも増やしながら、適用範囲を拡げています。」と首都高技術株式会社の担当者は言います。

360°全方位障害物回避機能を有するSkydio

Skydioのドローンは、AIによる自律飛行技術、360°全方位障害物回避機能を搭載し、安全な飛行を実現します。マニュアル操作ドローンでは飛行が難しい非GPS環境下や磁界環境下においてもVisual SLAMにより安定した飛行が可能なため、特に橋梁やインフラ等の点検業務に適しています。自律飛行技術によって、複雑な構造物もあらゆる角度から精確かつ自動的に撮影できるため、Skydio 3D Scan™機能を使い優れた3Dモデルを提供します。
「Skydio 2+」は、重量800g(バッテリー搭載後)、持続飛行時間最大27分と軽量でコンパクトな設計です。
低温下や高温下といった過酷な環境下でも利用可能な耐久性と、夜間飛行を実現する赤外線カメラを搭載し、特殊なミッションに適した「Skydio X2」は、重量1,325g(バッテリー搭載後)、持続飛行時間最大35分と、頑丈な機体で長時間飛行可能な設計です。

Skydio 2+

Skydio X2

首都高技術株式会社

2008年6月の設立以来、首都高グループの一員として、構造物点検、積算・施工管理技術支援、技術コンサルティングといった技術的な業務をコア事業として実施している企業です。
首都高速道路を安全かつ安心して利用できるよう、経験豊かな道路構造物のエキスパートが維持管理の出発点となる構造物の点検に取り組んでいます。取得した点検データは、お客様や第三者への被害を未然に防ぐほか、過酷な使用条件下の首都高速道路の補修・補強設計、長期的な維持管理計画に役立てています。

Skydio合同会社

Skydioは、AI、Visual SLAMによる自律飛行技術や障害物回避技術を搭載したドローンを開発・製造する米国最大のドローンメーカーです。マニュアル操作ドローンでは飛行および撮影が困難であった非GPS環境や磁界環境下での優れた飛行を実現します。さらにSkydio 3D Scan™ ソフトウェア機能により、複雑な構造物もシンプルな操作で撮影し、高精度で忠実な3Dモデルを提供します。「Our mission is to make the world more productive, creative, and safe with autonomous flights. (自律飛行により、世界をより生産的に、よりクリエイティブに、そしてより安全にすることが私たちのミッションです)」を掲げ、国内におけるドローン飛行の安全性向上ならびにドローンを活用した業務全体の高度化・効率化の実現を目指しています。

まずはインフラからドローン点検の技術が浸透すれば、そのうち自動車のように各企業、各家族1台ずつの保有も期待されます。そうすれば日頃から災害や老朽による施設や家屋の倒壊による事故などが未然に防げるようになりますね。

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