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【アメリカ】リュックに飛行機?伸縮自在なドローンが登場

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参考記事及び写真引用元:https://dronelife.com/2022/09/19/a-plane-in-a-backpack-wingxpand-joins-techstars-accelerator-program/

セントルイスに拠点を置くドローンスタートアップのWingXpandは、600社以上の国際企業の中から、世界的に有名なTechstars LA & Space Acceleratorのメンバーに選ばれました。
※Accelerator Programとは、オープンイノベーションの一手段として、大企業がスタートアップ企業に対して自社リソースを提供しながら協業・出資を模索するプログラムのこと。

リュックで持ち運びできる飛行機?

このプログラムは米国宇宙軍やNASAのジェット推進研究所と連携し、航空宇宙・防衛・宇宙技術の次なるステージを構築するために活動しています。

WingXpandは、10年以上の業界経験を持つ航空宇宙エンジニアのJames Barbieri氏と、共同設立者兼最高顧客責任者のMichelle Madaras氏によって、今年4月に設立されました。同社は、世界初の7フィート(約1.5m)伸縮式飛行機を発表し、リュックにも収納可能なコンパクトなフレームを装備しています。
本機体は、リアルタイムの観測とパターン認識を迅速にサポートするため、軍事や公共安全の課題に加え、植物の健康状態のモニタリング、測量や点検のためのマッピングなど、さまざまな目的で活用されています。
本機体はクアッドコプター型ドローンの小型・簡便性と航空機の翼の馬力を組み合わせており、従来のドローンに比べて、10倍のデータ収集ツールを搭載しながら5倍の飛行時間を可能にしています。

盛り上がりをみせるアメリカの航空技術業界

James Barbieri氏はこのように述べています。
「より多くの業界でドローンの使用による時間、コスト、安全性のメリットが認識され、また業務に活用する新しい方法が開発されつつある成長時期です。Techstarsは、私たちが顧客のニーズの増大に応えるために規模を拡大する上で、非常に貴重な存在となるでしょう」

荷物を持って行きづらい地方や僻地など、伸縮自在の飛行機やドローンがあれば都市を変わらないクオリティーの測量や点検、観測などが可能になりますね。

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