ドローンの販売や産業向けソリューションを展開するSkyLink Japanは1月8日、国産農薬散布用ドローン「AC101」のデモフライトを全国で順次実施することを発表した。「AC101」はエンルート社が2020年春に発売を開始した”軽量・コンパクト・低燃費”をコンセプトに開発されたモデルだ。
SkyLink Japanによると「AC101」は販売開始から多くの評価を得ているが、一方で”実際の飛行の様子を確認したい”、”実践者の生の意見を聞きたい”等の要望があがっており、今回のデモフライトを開催するに至った。一部エリアでは、日本トップクラスの散布実績を誇るRave Project代表 請川博一氏による製品説明や、女性だけで構成された請負散布チームによるデモも予定し、農薬散布用ドローンの導入などを検討される方々へ情報発信を行う。
<農業用ドローン「AC101」 デモフライト 開催概要・スケジュール>
開催日 | 場所 | 解説者 | 協力企業 |
2/2(火) | 福岡県筑紫野市 | RaveProject 請川氏 女性請負散布チーム | |
2/4(木) | 熊本県熊本市 | RaveProject 請川氏 女性請負散布チーム | スカイベアー合同会社 |
2/8(月) | 滋賀県近江八幡市 | AC101担当者 | 株式会社高岡屋 |
2/11(祝) | 愛知県西尾市 | AC101担当者 | TOYAMA FARM |
「AC101」の主な特徴は以下の通りだ。
- 新開発大容量インテリジェントバッテリ1本で、農薬4Lを5回、8Lを2回散布可能
- 自動航行(自動離着陸、直進アシスト、ABモード、飛行連動散布、フリーモード)
- 音声ガイド付き大画面7インチタッチパネル液晶型送信機
- 新開発GCSにより散布状況やバッテリ残量などの機体情報をリアルタイムに表示
- 広角FPVカメラを搭載。前方方向のライブビューを送信機に表示し安全性を強化
- プロペラとアームを折りたためば軽トラックの荷台にも積載可能(同社従来機[AC1500]比 40%軽量化、45%省スペース化)
- 高性能プロペラ4基搭載
- タンクはレール式で脱着も容易な構造を採用
- 液剤空検知センサにより自動散布中に液剤撒き切り位置をメモリし、補充後にメモリ位置に復帰、継続散布を行う
- 液剤タンクは、内部を洗浄しやすい広口蓋を採用。折り畳みプロペラ収納時も給液可能
- 液剤、1kg粒剤、豆つぶ剤の3種類の散布が可能
デモフライトへの参加費は無料。以下特設サイトより申し込みできる。感染症拡大予防対策のため事前申込のみ受け付けるとのことだ。尚、東日本については3月以降順次開催予定としている。
「農業用ドローンAC101 デモフライト」詳細・お申込みサイト
https://info.skylinkjapan.com/AC101